塾長ブログ

2011.09.30

ニュートン・バネ・浮力の問題

中学校に入学すると、理科で最初に勉強するのは植物。
そして、その後、身近な物理現象ということで光・音・力を学ぶ。
中学生にとって初めて学ぶ物理だ。

光・音・力の中でも、大きく差がつくのは「力」の部分である。
今までに耳にしたこともない「ニュートン(N)」という単位が登場するし、「バネの計算」もある。
時期的に、バネの計算で使う比例を、中学ではまだ習っていないことも重なる。

さらに、新課程で増強された「浮力」が、移行措置の対象として入っている。

この「力」でお決まりの問題は、バネにつるした物体を水の中にだんだん降ろしていき(または水中から上げていき)、その時の物体の深さとバネの伸びのグラフから、物体の高さや浮力を求めるというものである。

「ニュートン(N)」、「バネの計算」、「浮力」をすべて組み合わせて解くのだから難しい。

難問ではあるが中1のうちから果敢に取り組み、中3になってから慌てたり驚いたりすることがないようにしていきたい。