塾長ブログ

2017.09.24

小学生の学力アップ

小学生のうちに基礎固めをすることは大切だと、多くの方がおっしゃっているし、私もそう思う。
今回、小学生からVisionに通っている現中1生について、全員の偏差値の変化を調べてみた。
その結果をまとめたものが下のグラフである。

■平均偏差値
小学生の頃に平均57だった偏差値が、中1になると平均63に上昇している。
国府台クラスから、船橋東~薬園台クラスへ平均がアップしたことになる。

■もれなくアップ
このグラフは小学生から通ってきた現中1生「全員」であり、全員の偏差値がアップしている。
ご家庭が支えながら、塾生が自らしっかり学習を積み上げてきた成果が表れている。

Visionの工夫以外に、全員の偏差値がアップしている背景が他にないか探るため、さらに調べてみると、
・中学生から入塾した現中1生の平均偏差値は58で、小学生から通ってきた塾生の小学生時代の平均偏差値57よりも高い。
・一方、中1での偏差値は、小学生から通ってきた塾生の平均偏差値は63に上昇し、中学生から入塾した塾生を大きく抜いている。

これは、小学校の高学年での学習が中学生になってからの学力に大きく影響を及ぼす、つまり小学生の高学年にしっかり学習を行うことが中学生になってからの高成績につながるということの証明なのだと思う。

実際、算数の単元で見ると、小学校高学年で学ぶ単元は中学校で学ぶ単元に直結しており、小学生での蓄積が中学校で花を咲かせるのは納得がいく。
また、漢字や英単語を小学生のうちからしっかり覚えていくのも大きな財産となる。

まだ小学生だからと考えるのではなく、小学生の高学年こそ大切にして、日々の学習をしっかり行っていこう。

追伸)
Visionは、こうした事実に基づく分析を日々行い、科学的なアプローチで学習指導を行っています。