塾長ブログ

2017.07.16

成績上昇の舞台裏 ~塾生の本気と塾の本気~

「『Visionに入ると成績が上がる』というのが神話みたいになっている。」と、ある塾生のお母様がおっしゃっていた。
それは、私にとってとても嬉しいことだし、塾屋冥利につきる。

確かに、入塾後に学年順位が100位以上アップした塾生、偏差値が10以上アップした塾生も多く、また、4人に1人が学年順位で10位以内と、多くの塾生が成績を上げ、また成績上位となっている。

しかし、Visionに入っただけで成績が上がるなど、そんなうまい話がある訳がない。
彼ら、彼女らは、部活動をしながら勉強も頑張り、気迫で眠気に打ち勝ち、日々精進し、人一倍努力しているのである。
一見遊んでばかりで勉強をしていないように見えても、トップを走る塾生達は例外なく努力を惜しまず続けている。
まだ中学生だというのに、自己を律するその姿には、感動すら覚える。

Visionとして、こうした塾生をどのように支えるのが最適だろうかといつも考える。
ずっと考えていると、結局いつも、「心」・「技」・「体」に行きつく。

塾が提供できるのは、まずは問題の解法をはじめとした「技」だ。これには、単に塾で伝授する知識や知恵だけでなく、全体として行う必要のある事項を、家庭学習を含むトータルシステムとして提供することを含む。

次に、塾生がやる気を持ち続けられるようにサポートすることもできる。目標を持つことのできる環境作り、例えば目標校を持つことができるように高校や大学の情報を提供することもできるし、競争を促すことによってやる気を醸成することもできる。時には、ちょっとした塾生の変化に気づき、ご家庭と協力しながら問題解決を図ることもある。これらは、「心」の側面だ。

また、Visionでは部活動と両立できるように、通常授業だけでなく、季節講習も部活動を考慮した時間設定にしている。そうすることで、間接的にではあるけれど、引退するまできちんと部活動を続けることができ、「体」の側面をバックアップできる。

塾生も本気、私も本気。
本気の出会いが上昇気流を生み出す「舞台」。
それが、Visionである。