塾長ブログ

2012.06.08

「後で挽回する」⇒×、「今やる」⇒○

6/3に行われたVもぎの速報では、中3の半数以上が偏差値60を超えそうなスコアだ。
また、5月の中間試験の結果でも、半数以上が学年40番以内という結果だった。
ここの所、中3生の伸びは、なかなか凄いものがある。
Visionの中3生は、恐らく友人の誰よりも早く受験勉強への取り組みを始め、部活動をしながら大変な努力をしている。
こうした努力が成果となって現れるのは、私もうれしいが、何より塾生本人にとって最高の味わいだろう。

ただ、中3とは言っても、まだまだ子供の面もある。
勉強に対するやる気はアップダウンするし、勉強に取り組む意義や目的を理解するにも社会経験が少ない中では限界がある。

でもね、これだけは言える。
中3生に、「後で挽回する」という言葉はない。「今、やる」のだ。
2週間さぼれば、それを挽回するには人の1.5倍勉強したとして、1か月かかる。なぜなら、次の勉強もしながら挽回することになるからだ。
2か月さぼれば1.5倍勉強したとして挽回に4か月、3か月さぼれば挽回に6か月。
入試の日までの期間を考えると、悪魔のような数字だ。
ムラなく勉強し続ける大切さが良く分かる。

Visionは先行型で3月から猛烈に受験対策を行うし、中3としての勉強も先取りで学んでいる。
今のこの時点だと貯金があるが、夏からは皆だれしもアクセル全開で勉強を始める。
もう、中1、中2みたいに、猶予はないんだよ。

今、この瞬間を全力で走ること。そして、続けること。
これをできた者だけが、成功を収め、最後に笑うことができる。