塾長ブログ

2012.01.23

効果的な練習問題の解き方 〜分からない問題を抜き出そう〜

Visionでは、毎回かつ全教科、それぞれ宿題を出す。
代表的な宿題は、ノートまとめと練習問題だ。

ノートまとめは、その日に授業で教えた内容を、もう一度テキストを見ながら自分なりにノートにまとめるというもの。特に、英語や理科で、体系化や暗記を要する単元で有効だ。

練習問題は、言わずもがな、授業で学んだことを復習するとともに、実戦力を養うためのものだ。

前から言っていることだが、成績が伸びるのは、できない問題をできるようにした時だけだ。
つまり、?できない問題をどれだけ識別できるか、それらを?どれだけ二度間違えないようにできるかにかかっている。

?について、問題をテキストなどを見ながらずるずると解く生徒がいる。
これでは、自分の力で解けたのか、解けなかったのかが曖昧になってしまう。
まずは、テキストなどを見ずに自分の力だけで解き、答え合わせをする。
できなかった問題にマークをするなど明確にした後に、テキストを調べて知識を深める方が良い。

?について、Visionでは、「復習ノート」というノートを導入している。
このノートは、解けなかった問題を左側に写し、右側に途中の過程を含む解答を記載する。
塾生それぞれにとって、解けない問題集になるという訳だ。
問題を写すのに多少時間がかかるが、定期試験、模試、実力テストなどの前に総復習することで、とても効率良く弱点対策を行うことができる。

とにかく、?できない問題をどれだけ識別できるか、?どれだけ二度間違えないようにできるかが重要である。
ましてや、答え合わせをしない、調べて答えを書いたのに解答できたことにするなど、言語道断だ。

この先も、より効率的で効果的な方法がないかを考えていきたい。