塾長ブログ

2012.01.19

教科書の勉強だけでは入試問題は解けない

5日ぶりのブログだ。

ここの所、問い合わせや来客が突然増えたり、新年度の教材申込書を作成して配布したり、2月末までの授業計画をまとめて配布したりと多忙な毎日が続いた。

最近あらためて思うが、学校の教科書に沿った基本レベルの指導だけを行う個別指導の塾が結構多い。
こうした塾に通っていると、内容が基本的だから良く理解できるし、学校の定期試験対策を年中行っているのだから定期試験の得点も良い。
したがって、生徒の満足度も高くなる。

しかし、中3になる直前である今、現実を直視せざるを得なくなる。
入試問題は、学校の定期試験とはレベルがまったく異なり、特に千葉県の入試問題は難易度が高い。
模試もこれを踏襲するので、当然難しい問題になる。
そうした問題を初めて見て、戸惑いを感じたり、拒絶したりするケースが少なくない。

学校の授業を理解するのに努力が必要な生徒の場合は、まず教科書の基本レベルを確実に習得するのが最優先だ。
でも、学年順位が上位に入れるような生徒の場合は、入試問題を考慮した応用問題を解く機会を提供すべきである。
生徒の状況に応じて機会を提供することは、塾の重要な使命ではないだろうか。

Visionでは、間もなく中3になる生徒は、3月から始める受験対策の中で、基本から入試レベルまでを学べる。ぜひここから加わって欲しいと思う。
また、新・中1、中2は、早期から入試問題を解き、現実を知ったうえで入試に取り組む体制を整える。

登山の途中は険しく、辛い道のりである。
しかし、だからこそ達成することができ、最後に笑うことができる。
Visionは、最後に笑いたいと思う生徒達にぜひ集まって欲しいと思っているし、そうした生徒達を全力でサポートしていく。