塾長ブログ

2012.01.04

高校受験のカギは小5・小6 〜受験を有利に進めよう〜

今日は新年初めての授業の日=仕事始めである。
午前中は小5、夜は中1の冬期講習という組み合わせだ。
年越気分は忘れて、早く現実に戻らないと・・・。

私の周りでは、小5・小6の児童の中に、中学受験をする目的で塾に通っている子が結構いる。
膨大な勉強量をこなしている姿を見ると、すごいと思う一方で、少しかわいそうに思う。
ただ、この界隈の文化なのか、中学受験をしない児童は、まだまだ塾に通っている子が少ない。

私は、高校受験の基礎を作るうえで、小5・小6がとても大事だと考えている。
学力だけでなく、勉強に対する価値観や姿勢の面も併せて、そのように思う。

■学習の習慣作り
中学に入ると、多くの生徒が、大変忙しい中で部活動と勉強を両立していくことになる。
小学生のうちに、毎日の学習習慣を作っておくことが大切。

■応用力と自信
小学生の頃から、自分はやればできるという自信を持つことによって、勉強に対する「やる気」や「粘り強さ」を身につけることが大事。
当塾では、学校よりも難しいテキスト(大手塾も採用)で、応用問題にも取り組んでいる。

■算数の基礎固め
小5、小6で勉強する算数の内容は、中学生になってからも頻繁に活用する。
分数や小数はもちろん、比例・反比例から図形まで、算数の基礎をしっかり固めておく必要がある。

■英語の先取り
まず、英語の基本となるアルファベットとローマ字を、きちんと覚える。
基本的な単語も覚えておくと中学生の勉強をスムーズにスタートできる。
また、高校入試で20点もあるリスニング問題に備えて、耳を鍛えておいた方が良い。

■漢字
漢字は国語の基本。
高校入試も、漢字検定をとっていると有利になる位だから、漢字はとても大事だ。
毎日きちんと漢字を勉強して、漢字検定などで確かめることを勧める。

受験に向けた各種施策の啓蒙活動を行うことも、学習塾の役割の一つだと考えている。

今後、小学校の高学年のうちから高校受験に備えていくことの重要性についても、根気強く伝え広めていきたいと思う。