塾長ブログ

2011.12.27

電流(中2理科)

今日は、中2で習う「電流」(理科)について。

冬期講習で行う4月からの総復習で、中2の理科の最初は「電流」である。

この「電流」は、回路の電圧、電流、抵抗の計算でひっかかってしまう生徒が多い。
並列や直列といった図形的な思考に加えて、計算自体もわり算や分数を駆使する。
また、生物、化学、地学、および物理の他の分野と異なり、電流が目に見えないことも拍車をかけているのだろう。

回路の全体だけでなく、一部分でも、オームの法則は成り立つ。
このことを念頭に置いて、少なくとも以下の手順で始めるのが良いようだ。
?とにかく、分かっている値を回路に書き込む。
?まず、抵抗の値を出す(問題の過程で電圧や電流が変わっても、抵抗の値は変わらない)。

中2生から、電流の宿題についてヘルプコールがあったので、これから授業前の講義だ。
分からないことを放置せずに、きちんと聞いてできるようにすることは、とても大事なことだ。
当塾では、「成績は、できない問題をできるようにした時に上がる」を掲げ、学習のルールを作っている。

難しい問題を、限りなくシンプルに解く。
これを忘れずに、解き方を伝えきろうと思う。