塾長ブログ

2011.10.29

勉強とは、できないことを、できるようにすること

当たり前だが、「できない」ことが「できる」ようになった時に、成績は上がる。
これは、1秒考えれば分かることだ。

しかし、実態としては、以下のようなことが起こりがちだ。
?解けない問題を放置する。
?目的意識を持たずに、ただ書き続ける。
?もう十分解けるのに、何度も解く。

?と?は、結果的に貴重な時間を奪ってしまう。
「うちの子は机に長い時間向かっているけれど成績が上がらない」といった場合は要注意だ。

?は、辛い、面倒といった感情の他に、こじんまりとしたプライドが陰に潜んでいることもある。
解けないという状態をプライドが許さないから、それにフタをし、無かったことにしてプライドを保つという発想だ。

これらは、理論=頭で分かっても、実際=体がついてくるかどうかは別の話である。
また、一人の生徒で見ても、時期によって、きちんと行える時と行えない時がある。

宿題確認はもとより、塾生とのコミュニケーションや信頼関係の構築を通して、?〜?の状況に陥っていないかをきちんと把握し、指導していきたい。