塾長ブログ

2017.08.06

中3⇒電話帳演習でN倍の実力を

夏休みも、残り4週間を切った。
江戸川の花火大会も終わったことだし、気持ちを引き締め直して進んでいこう。

中3は、明日から、昨年度の本物の入試問題が搭載されている「全国高校入試問題(通称、電話帳)」の演習講座がスタートする。
いよいよだ。
塾で行う物、自学で行う物を合わせて、47都道府県×5教科=235個を12月中旬までに完了する。

塾の演習講座では、自学では難しいと思われる応用問題を中心に演習を行い、その詳説を実施する。
その問題だけ解ければ良い訳ではないから、こういう時はこうするといった「汎用化と一般化」を行って指導していくことが求められる。
そうすることで、N倍の実力が身につくことになるからだ。

例えば、数学の空間図形の問題で、平面に下した垂線の長さを求める問題はよく出題される。
その解き方には断面(平面)を利用する方法や、体積比較を行う方法など、いくつかの解法がある。
どの解法が最適かを見分けるポイントがある訳で、これを体系立て教える所に塾屋としての醍醐味と存在意義があると考えている。

特に、特進選抜クラスは、国数英について国私立の入試問題も行う。
公立に比べて、解答に至るまでのプロセスが多段階で難しい問題が多いので、解法の見立てをできるようにする重要性は一段と高まる。

夏休み中に、68個(約30%)を終える計画だ。
一つひとつ自分の物とし、「汎用化と一般化」まで習得してN倍の実力を身につけていこう。