塾長ブログ

2018.05.01

中3説明会|県立千葉・船橋に進学した先輩が登壇!

昨日4/30(月・祝)は、市川市文化会館で中3生とその保護者の皆様を対象とした説明会を行った。
塾生だけのクローズド・セミナーで、例年、この時期に開催している。
テーマは大きく2つで、1つは「千葉県の入試制度(公立・私立)」、もう一つは「中3生の一年間」だ。

何より、今春、県立千葉、県立船橋に進学した5名の卒業生が会場に駆けつけてくれた。
受験で大切にしたことや、学習の仕方や量、Visionの自習室や質問・添削システムの活用をはじめ、後輩たちに具体的な学習アドバイスをしてくれた。
一つ上の先輩たちからの言葉は、“生の声”として、塾生の心に響いていたように思う。
さっそく、今日、自習室に来て勉強する塾生もいた。
あらためて、卒業生たちに感謝を伝えたい。

■千葉県の入試制度(公立・私立)
まず、公立入試について、平成31年度入試の日程から始め、前期入試、後期入試の基本的な考え方や、具体的な合否判定の方法を説明した。
前期入試については、当日の得点に内申点を足してから合否判定を行う高校と、当日の得点と内申点両方が上位80%に入っている生徒を優先合格させる、いわゆる80%ルールを適用する高校とに大別される。
内申点を加算する際に倍率をかける高校、内申点の加点部分の大きさ、さらに県立千葉、県立船橋、千葉東、薬園台、船橋東、国府台などの代表的な公立高校について昨年度入試における内申点を加算した具体的な合格ラインなどを紹介した。

次に、私立入試について、ほとんどの塾生が受ける併願推薦の仕組みを紹介した。
また、トップ校を受ける場合に、市川学園、昭和秀英、日大習志野、専修大松戸といった上位私立をおさえておく下記3つの意義に加え、上位私立と公立高校のよくある組み合わせも説明した。
(1)トップ校に合格するための応用力を身につける。
県立入試で500点満点中450点以上をとるために、正答率が10%未満の難問を解ける力を身につける。
(2)偏差値ギャップの解消
上位私立に合格しておくことで、万一、県立トップ校に不合格となった際に行くことになる私立高校の偏差値との差=偏差値ギャップを小さくする。
(3)高校で好スタートを切る。
県立トップ校に合格する生徒の多くは、上位私立高校向けの勉強を行い、中学校の指導要領を超えた学力を身につけた状態で入学してくることを踏まえ、高校で良いスタートを切れるよう、発展的な学力を身につけておく。

■中3生の一年間
志望校のリストアップ、詳細調査、説明会、私立受験校決定、公立受験校決定といった一連の流れについて、いつ何を実施すべきかを、学校の面談、塾の三者面談の実施時期を併せて整理しお話しした。
Visionでは、これから節目節目で合計5回の三者面談を行って、決めるべき事項を一緒に相談していく。
その三者面談の具体的な実施時期やテーマをお話しした。

Visionは、単に授業を行う塾ではなく、受験環境全体をフォローするパートナーでありたいと思う。
この方針の元、最高の一年間となるよう、今年もさらに進化を遂げていきたい。