塾長ブログ

2018.07.22

夏期講習~中2、復習+応用力~

昨日からスタートした夏期講習。
今日は中2生の講習の狙いと習得して欲しいことを書いてみたい。

中2生は去年の4月に中学生となり、この夏休みが終わると、概ね中学生活の半分を終えることになる。
中学生活の折り返し地点であり、あと半分を過ごすと高校受験の本番となる訳だ。

ということで、この夏期講習では、これまでに学習した中学校で学ぶ内容の半分について、総復習と応用力の強化を行う。

■数学
中1の正負の数から、Visionでは最近学習を終えた一次関数まで、基本の振り返りと多数の応用問題を行う。
基本問題だからと言ってなめてかからないこと。基本は「100%」できることが必須であり、1mmの穴もない状況へ仕上げよう。
応用問題は、受験レベルの問題も交えて学習を行う。応用問題も、その多くは分解すると例題パターンの組み合わせだ。最後の解答に到るまでの道筋や手順をしっかり習得していこう。

■英語
中1のbe動詞から、Visionで最近学んだ中2の不定詞・動名詞まで、英文法の総復習を行う。be動詞、三単現のsを含む一般動詞の肯定文、疑問文、否定文を、“スラスラと正確に”識別して書けるレベルになれるように復習しよう。
また、英文読解も毎回行っていく。徐々に長くなる英文読解を、正確かつスピーディに読み取るとともに、設問の種類ごとの解法を習得していこう。

■理科
中1の光・音・力から、Visionで最近学んだ中2の動物までを網羅的に復習するとともに、受験レベルの問題も行う。
第一分野(物理・化学)は、各種計算問題の解き方を復習しよう。例えば、昨日の授業で扱った溶解度の計算問題では、問題を解く前に必ず水の量をチェックするなど、パターンごとの注意点を教えていくので、漏らさずに習得しよう。
第二分野(生物・地学)は、暗記物が多いので、テキストや配付プリントの暗記事項を活用して、再度覚え直して「100%」に戻そう。例えば、昨日配付した気体の表は、現在の学校の教科書に記載されている内容を網羅した詳細版になっている。代表的な気体だけでなく、塩素、硫化水素、二酸化硫黄、一酸化炭素などの特徴や性質も覚えておこう。

■社会
中1の冬期講習で世界地理と古代を復習したので、この夏期講習では日本地理と近世の復習を行う。
日頃手薄になりがちな社会について、記憶を呼び起こして覚え直す絶好の機会となる。
地理は地図を中心に、歴史は年表を中心に、丸暗記ではなく、因果関係をセットで覚えていこう。
その方が、覚えやすく、忘れにくいから。
もちろん、47都道府県の県庁所在地など、超・基本事項の「100%」暗記は必須だ。

■国語
説明文、随筆文、小説文の読解と、古典の学習を行う。
読解については、文の種類毎の読解テクニックや、文にマークを付けて視覚化しながら読む読解方法をもう一度復習しよう。
また、記述問題も多数扱うので、解答の文章の作り方や文末処理など、記述力を磨いていこう。
古典は、まず古文。学校の授業で手薄になりがちな古文について、演習を通して読み解くコツや方法を復習しよう。

夏休みの終わりには、千葉県統一テストを行う。
これまででもっとも良い成績、高い偏差値をとれるように、夏休みを有効活用していこう。