C(検証)は大切 〜3つの検証サイクル〜

2018年9月4日
vision-editor 塾長ブログ

一般的な事業では、P(計画)⇒D(実行)⇒C(検証)⇒A(改善)サイクルを通して、事業活動の効果測定を継続的に行っている。
C(検証)はとても重要であり、学習塾で塾生に対する指導を行う場合にも当てはまる。
というか、PDCAではなく、CAPDの順、C(検証)からスタートするケースの方が多いように思う。

学習塾での指導の視点で考えると、このサイクルには大・中・小の3つがある。

大きなサイクルのC(検証)は模試である。
高校受験が全範囲を対象とした試験であることを考えると、このサイクルがもっとも重要性が高い。
模試を受けることで、各教科の得手不得手や、教科ごとの弱点を把握することができる。
把握した弱点をどのようにして改善するかを検討し(A)、それを実現する計画を立て(P)、実行する(D)。
そして、次の模試でC(検証)を行うといった流れだ。

真ん中のサイクルのC(検証)は学校の定期試験である。
模試に比べて範囲が狭いが、狭いからこそ虫眼鏡で見た弱点把握が可能となる。
それをしっかり挽回していこう。

そして、小さなサイクルのC(検証)は、毎回の授業で行う小テストだ。
前回学んだ内容といった、ごく狭い範囲で、理解が不十分なところを把握して、挽回するといった流れになる。
その積み重ねが、模試や定期試験の成績につながる土台となる。

一般的な事業でもそうだが、気をつけていないと、やみくもにD(実行)だけを繰り返してしまうことがある。
これでは、一見、がんばっているように見えるが、その割に成果を生み出せない結果になりがちだ。
勉強も同じだ。
やみくもに勉強をして量だけを確保しても、その内容「質」が伴っていなければ、なかなか成績は上がらない。
効果的な学習を行うためには、C(検証)が不可欠だ。
模試や小テストは戒めのために行われる物ではなく、自分の弱点を把握し次の改善につなぐための物である。
積極的に自分の弱点を見つけ、それを克服していこう。
その繰り返しこそが、効率的、効果的な学力の向上につながるから。