塾長ブログ

2018.11.25

コツコツ積み上げることの大切さ

今日は日曜日で閉館。
プライベートで外出した帰りに、偶然、電車の中でVisionの卒業生と会った。
今年、大学受験ということで、模試の帰りだそう。

こんなことを言っていた。

高校受験の時は、Visionで中1からコツコツ積み上げてきたから、基本が固まっている状態で高校受験の勉強を始めることができた。
でも、Visionを卒業して高校に入ってからは、部活動が大変で勉強との両立がなかなか厳しかったようで、高3になって大学受験の勉強を本格的に始めた時に、もう一度基本から学ぶことが必要だったそうだ。
今通っている予備校と比べて、「Visionが良かった。」とも言っていた。
そう言ってもらえると素直にうれしいけれど、それより、ぜひ大学受験で成功して欲しい。
「いい報告を待ってるからね。」と伝えつつ、卒業生は一つ前の駅で降りていった。

一駅の間の短い対話だったが、この対話の中であらためて思ったのは、高校受験に向けてコツコツ積み上げて行くことの大切さ。
できるだけ小学校の高学年から、遅くとも中1のはじめから、学ぶ知識を漏れなく習得して学力を積み重ねて欲しいと思う。
少なくとも基本を逃さず身につけ、加えて応用問題を解く思考力を磨く。
そうしておけば、中3で高校受験の勉強をスタートする時に、すでに基本は分かっているのだから、早期に実際の入試問題などの発展的な問題に取り組むことができる。
その結果、基本だけでなく発展的な問題を解く力も得られ、上位の高校に進学することが可能となる。

数学、英語はもちろんだが、高校入試では国語、理科、社会も同じウェイトだ。
小学生のうちに算数、国語に加えて英語のベースを作っておき、中1からは5教科を網羅的に学び、確実に学力を積み上げていこう。