塾長ブログ

2019.01.05

【小学生】高校受験に向けた3つの柱

1.学習の習慣作り 2.英単語・漢字の先取り 3.考える習慣作り 1.学習の習慣作り 小学生のうちから毎日2時間も3時間も勉強する必要はないし、それでは高校受験を迎えるまでの間に息切れを起こしてしまう。 ただ、30分でも良いので、毎日必ず机に向かうことが大切だ。 それが日々の生活のリズムとなり、勉強が生活の中に組み込まれるからだ。 中学生になると、部活動に費やす時間が多く、自分の時間がなかなかとれなくなる。 そうなってから学習習慣を作ろうとしても、体力的・精神的に難しいケースが多い。 小学生のうちに、勉強を生活の一部とし、学習習慣を作っておこう。 そうしておけば、中学生になってからも、毎日の学習の帯を継続することができるから。 2.英単語・漢字の先取り 英単語や漢字は高校受験の土台となり、知識として不可欠となる。 そして、これらは別に学年の制約なく、どんどん習得していくことが可能だ。 小学生のうちに先取りで覚えて、中学校に入学するための貯金を作っておこう。 そうしておけば、中学生になってから、部活動で制約される自分の持ち時間を、より応用的な問題に使えるようになるから。 別の視点では、中学受験をするお子様は、小学生の中・高学年はどうしても英語に時間を使うことが難しい。 結局、大学受験で勝負をすることになるのだから、高校受験を選択したお子様は、小学生のうちに英語のリードを広げておこう。 3.考える習慣作り 高校入試の問題は単純な公式だけで解ける問題だけでなく、発展的な思考力を試す問題も多く出題される。 私立の上位高はもちろん、千葉県の場合は公立入試の問題さえ、そうなっている。 千葉県公立入試の数学の問題では、単純な計算問題は30点分しか出題されないし、正答率が10%未満の発展問題が20点分も出題される年さえある。 考えなければ解けない問題は、まず慣れていないと拒絶反応を示す。 残念ながら、小学校で学ぶ内容は、頭を抱えて悩むような問題は乏しい。 一方で、小学生は、中学生よりもむしろ頭が柔らかく、思考力を伸ばすには絶好の時期である。 こうした背景から、小学生のうちに、考えて考えて考え抜いて初めて解けるような問題を経験していくことには、大きな価値がある。 また、そうして出した自分の答が正解だった場合の喜びはひとしおで、単純な計算問題の場合とは異なる最高の達成感を得ることができ、これが次の学習へのモチベーションとなる。 脳みそがひっくり返りそうな問題にどんどん挑戦していこう。 高校受験を選択したお子様は、これらの3つの柱を小学生のうちに立てておくことが鍵となる。 ゆるやかではあるが、小学生のうちに、すでに差はつき始めている。 中学校で良いスタートを切り、行きたい高校へ進学できるよう、小学生の中・高学年を大切にしていこう。]]>