塾長ブログ

2019.05.20

中3入試説明会〜県立船橋13名からのアドバイス〜

昨日5/19(日)は、市川市文化会館で、中3を対象とした入試説明会を行った。
この会では、以下の内容を中心に説明を行った。
・公立高校の入試制度と合格判定方式
・私立高校の入試制度と併願推薦制度の仕組み
・本年度の入試日程
・昨年度の合格・進学実績
・上位公立高校の合格ライン
・合格への取り組み(学習プラン)

そして、この説明会の目玉は、卒業生からのアドバイスだ。
今春の入試で県立船橋高校へ進学した13名の卒業生全員が会場に来てくれた。
県立船橋を志望した理由、弱点教科の挽回方法、受験勉強での学習量や工夫、夏休みまでに行っておいた方が良いことなどを、13名が一人ずつ実体験に基づいて話してくれた。
彼ら、彼女らが第一志望に合格できたことは「事実」であり、彼ら、彼女らの学習への取り組みが適切であった証である。
「事実」は、理屈を超えて、最高の説得力となる。
中3生から見れば、部活動などで共に中学時代を過ごしてきた身近な先輩なのだから、なおさらだ。

13名からのアドバイスで共通していたのは、自習室の活用と、上位私立受験の重要性だった。
Visionの自習室は私語など一切なく、静かな環境で勉強に集中できるし、同じ高校を受ける仲間と互いに支え合うことができたといった内容が多かった。
専修大松戸、日大習志野、昭和秀英、市川、早稲田実業などの上位私立に向けた勉強は、純粋に学力がアップすることに加えて、こうした上位私立の合格を持っておくことで安心して本命の公立高校入試に臨めたといった内容だった。上位私立の本番はとても緊張して手が震えたけれど、その経験があったので、公立高校の本番は落ち着いて臨めた卒業生も多かったようだ。また、上位私立の方が問題が難しいので、その勉強を行うことで、公立高校の問題が簡単に思えるようになり、焦らずに公立本番の問題を解くことができたと言う卒業生もいた。

彼ら、彼女らのアドバイスの効果は、すでに今日から出始めている。
自習室の利用希望が激増しているし、中3生と話をしてみると、受験に対する姿勢や意気込みが変化したことが伝わってきた。
身近な先輩からのアドバイスという最高の贈り物を自分の物とし、受験に立ち向かい、成功を手にしよう。