塾長ブログ

2019.06.13

2019年度 第1回 駿台公開模試

今日は2号館で第一回駿台公開模試を行った。
Visionは、塾で駿台模試を受けることができることもあり、小世帯ながら、中3生のうち30名が今日の駿台模試を受けた。
駿台模試は、難易度の高い問題が出題される国立や上位私立高校を念頭に置いて行われる模試である。

公立高校に焦点を当てた模試では中学校の指導要領を超えた難易度の高い問題が出題される上位私立高校の合格可能性がつかめないし、上位私立高校に向けた弱点把握と改善のサイクルも実現しにくい。
そのため、日大習志野や専修大松戸以上の上位私立高校を受ける可能性がある塾生は、Vもぎに加えて駿台模試も受けていく。

絶対にそうであるとは言い切れないが、Visionの過去の様子からは、公立である県立船橋の合否分析を行うと、前期試験で合格した塾生はそのほとんどが駿台模試で少なくとも偏差値53を超えている。また、駿台模試で偏差値55を超える塾生が、県立船橋の前期試験で不合格になったケースはない。
一方、後期で合格した塾生は、駿台模試の偏差値の広がりが大きく、偏差値が50を下回っている塾生も珍しくない。
これは、前期試験は応用度の高い問題が多く出題されるのに対し、後期試験は基本的な問題の比率が高いという千葉県の入試事情と関連しているのだろう。
昭和秀英や市川学園に合格した上で県立トップ校に前期合格するといった理想的な流れを実現するには、Vもぎと駿台模試の両方で学力の把握と改善のサイクルを行っていく方が良い。

いつも通り、頭がホットなうちに今日の第一回模試の解き直しをしっかり行うこと。
また、問題となっている箇所だけでなく、英語で言えば単語、熟語、国語で言えば古文の古語など、模試の問題から得られる知識も漏れなく習得していこう。
模試は、弱点を把握し改善するための最高のツールである。
最大限活用して、成績アップにつなごう。