2021千葉県公立入試の平均点予測

2021年2月27日
vision-editor 塾長ブログ

2月24日、25日の二日間で、千葉県公立入試が行われた。

当塾も加盟している千葉学習塾協同組合(JAC)が発表した平均点予想は、
 290±5

私見だが、今回の入試の平均点は例年よりも高めであるが、数学の3つの応用問題、国語の3つの記述問題、英作文、理科の物理など得点しにくい問題もあり、高得点層は発展的な問題を解く応用力で得点差が開きそうだ。
県立船橋などのトップ校や難関校を狙う場合は、日頃から発展的な問題を行い、考えることに慣れつつ、思考力を伸ばすことが重要となる。
また、年々記述型の問題が増えているので、自分が考えた内容を的確に伝えることのできる文章を書く練習を重ねておこう。

*以下、千葉学習塾協同組合のホームページより。

縦軸は千葉学習塾協同組合の加盟塾が採用している「千葉県統一テスト」による偏差値、横軸は一般選抜での自己採点結果となります。
この散布図より偏差値50相当は290点となるため、令和3年度 千葉県公立高校一般選抜の平均点は290±5点と予想します。

⇒千葉学習塾協同組合のページはこちら。

別の視点で、昨年までは受検機会が2回あったので、前期はチャレンジをかけ、うまくいかなかった場合、後期は合格の可能性を見て受検校を変えることができた。
しかし、本年度から新しい入試制度となり、受検の機会が1回となった。
これにより、受検する高校を決めるのに悩む塾生が、例年よりも多かったように思う。
チャンスが1回となると、これまで以上に「行っても良いと思える私立高校の合格」を手にしておくことが大切だ。
そうでないと、第一志望校への挑戦が心理的に難しくなってくる。

合格発表は3月5日。
これまでの塾生の努力が実を結ぶことを祈りながら、ここからの1週間を過ごしていきたい。