塾長ブログ

2022.12.24

中3生)千葉県過去問第1回

冬期講習がスタートし、昨日、中3生は千葉県過去問の一回目を試験形式で行った。
例年、4〜5年分を試験形式で行い、我々が採点を行う。
内申点も加算して、過去にタイムスリップして受けたらどうだったかを確かめる。

一回目はなかなか思ったように得点できない。
戸惑った塾生も多いだろう。
詳しくは書かないが、本物の入試問題と模試の問題は、出題の形式は似ているとしても問題の中身は別物。
記述問題の採点基準も、模試の採点基準と、公立トップ高による採点を想定した我々の採点基準は異なる。
本物で得点できるようにするには、慣れと訓練が必要となる。

そうした中、今年から後期に中3全員に適用してきた理科の単元別問題冊子が功を奏したようだ。
昨年まで特進選抜クラスだけ行っていた問題を、今年から総合クラスでも行い、Visionの中3生全員が行うようにした。
結果、千葉県過去問の一回目でありながら、多くの塾生が理科で90点超の得点を記録し、Vision史上最高となった。
単元別に冊子を作成してきたので相当な総量だが、これらをしっかりと身につけてきた塾生が、その果実を手に入れた形となる。

まだまだ冬期講習が続き、千葉県過去問も、教科ごとの重点テーマ演習も続いていく。
一つ一つの問題を大切にし、すべて自分の物とするよう、細やかで精緻な仕上げを行っていこう。