塾長ブログ

2023.04.08

県立船橋高校、2年連続首席合格

この春、県立船橋高校に進学する卒業生が、お母様と一緒に来塾された。
中1からお預かりした塾生で、その日は「Vision」と大きな字で書いてあるトレーナーを着て来塾。
その場が沸き盛り上がり、心が温かくなった。

「入学式で新入生代表として挨拶をすることになりました。」
えっ、自分の耳を疑った。
県立船橋高校、首席合格だ。

昨年に続き、2年連続、Vision生が県立船橋高校の首席合格となった。

わずか35人しか卒業生がいないVisionから首席合格者が出るというのは、確率から考えて驚きだ。
2年連続での首席合格を知った瞬間は、驚きを超越し、言葉も出ず、異次元空間にふと入り込んだような気持ちがした。

振り返ってみると、県立船橋高校の首席合格となった2名の塾生には共通点がある。
「探究心」と「スピード」だ。
Visionでは特別な工夫を凝らした解法を数多く教えるが、この2名はその習得に加え、自分自身で試行錯誤し様々な解き方を切り開いていた。考えて考えて考え抜く。その思考過程に多くの学びがあり、2名ともそれを体現していた。
また、問題を解くスピードが圧倒的だった。一般的なトップクラスの学力を持つ塾生の3〜5倍のスピードで解くことができた。日頃の試行錯誤が知恵や知識の拡大と思考力の向上につながり、問題を解くスピードも上がったのだろう。

学力は、与えられる物ではなく、自ら求めつかむ物。
自ら試行錯誤し、解決する。
その経験は、社会人になってぶつかる多くの非定型な壁を乗り越える課題解決力へとつながっていくだろう。

この2名の首席合格から、私は多くの刺激をもらうことができた。
ありがとう。

Visionは、塾生たちの将来の展望につながる「時」と「空間」でありたい。
一層気を引き締めて、塾生たちを導いていく。