塾長ブログ

2014.04.01

上位校を目指すなら 〜ハイレベルテキストで発展力を〜

定期試験の順位や内申点だけで、上位校に合格できるのか。
答えはノーである。
よりウェイトの高い学力検査で得点できるよう、発展的な問題を解ける力をみにつけ偏差値を上げることが必要だ。

千葉県公立入試は、学力検査の得点と、内申点とで合否が決まる。
前期試験は高校ごとに判定方法を定めてよいが、実際には大きく以下の2つに分かれる。
タイプA:学力検査+内申点で上から合格
タイプB:学力検査、内申点の両方が上位80%の生徒から合格

県立船橋、千葉東、薬園台、船橋東と、上位校はすべてタイプAである。
ここで、学力検査と内申点の比率を知っておく必要がある。
基本は、学力検査:内申素点=500点:135点である。

ただ、県立船橋や千葉東といったトップクラスは、以下の通り、さらに内申点のウェイトが低くなる。
 県立船橋)学力検査:内申素点=500点:67.5点
 千葉東 )学力検査:内申素点=600点:54点
内申点が2倍になる船橋東であっても、
 船橋東 )学力検査:内申素点=500点:270点
である。

つまり、学力検査の得点の方が、内申素点よりも、圧倒的にウェイトが高い訳だ。

では、学力検査で得点できるようにするには、何が必要か。
千葉県の入試問題は難易度が高く、上位クラスの勝負においては教科書レベルの力ではとうてい太刀打ちできない。
数学で言えば、正答率が10%未満の問題が20点分くらい出題される。

上を目指すなら、こうした難易度の高い入試問題を解けるようにするために、中1のうちから発展的な問題に積極的に取り組んだ方が良い。
よほどの天才はめったにいない訳で、「考える力」の醸成には期間が必要だからだ。
あーでもない、こーでもないと、問題を悩み悩んで解く過程が、思考力を磨くのだ。

これらの観点から、Visionでは中1から受験レベルの発展的な問題にどんどん挑戦する。
テキストもそれを満たすハイグレードな物、具体的には数学は新中学問題集(発展編)、英語は実力錬成テキストを採用している。
定期試験しか念頭に置いていない教科書準拠のワークなどでは、まったく足りないからだ。

中学生は日々の学校生活の中で、どうしても定期試験の得点や順位に支配されがちである。
それはそれで、内申点につながるものとして大切だ。
しかし、定期試験が同じ20番くらいでも、より重要な偏差値は55〜70の生徒まで広がりがあるのが実情である。
実際、定期試験だけを追いかける塾に中2まで通ってきた生徒が、中3になるタイミングでVisionに来て、そこで初めて発展的な問題を解く力や偏差値が不足していることに気づく場面を幾つも目にしてきた。
きっと、その子からすれば、かつて通ってきた塾に裏切られた気持ちでいっぱいだろう。

上を目指すなら、定期試験だけにとらわれてはならない。
むしろ、どちらかと言えば偏差値が重要であり、発展的な問題に果敢に挑戦し、思考力を磨くことが必要だ。

せっかく持ち合わせている才能を眠らせたままにしておくのは、とても惜しいことだ。
Visionには、その才能を引き出すにふさわしいテキストがあり、それを教えるに十分な知識と経験を備えた講師陣がいる。

今こそ、一緒に、新たなステージへつながるドアを開こう。