塾長ブログ

2011.10.31

中学生の学校教科書と入試問題

当塾は、基本:応用=4:6で、中学1年生のうちから実際の入試問題に取り組んでいる。
そうしておけば、3年生になって入試問題を見た時に慌てずにすむし、受験勉強を有利にスタートできる。

昨夜の授業で、以下のような中2の生徒とのやり取りがあった。

(1次関数のグラフ最短距離問題、飛行機の上昇・下降問題を見て)

中2生 「こういう入試の問題は教科書には載ってないんですか?」

わたし 「ここまでの問題は載ってないよ。」

中2生 「教科書に載っていないのに、入試には出るんですか?」

わたし 「うん、出るよ。」

中2生 「塾に行ってないと、入試問題を解くのは辛いんじゃないですか?」

わたし 「自分でも勉強できるけど、辛いだろうね・・・。」

タテマエとしては、入試問題は、教科書に載っている知識と知恵を組み合わせれば解けるので、教科書からは逸脱していない。
しかし、教科書に載っている問題と、入試問題は、難易度があまりに違い過ぎる。

塾に行くか、自分で学ぶかは別として、教科書の問題だけでは足りないということを知って頂くことも塾業界の役目だと思うので、継続的に告知していきたい。